モカラ
1本の茎に、丸みのある星のような形の花がたくさんつくモカラは、カジュアルなラン。値段もリーズナブルで扱いやすく、気軽な普段使いにぴったりです。
以前はポップな色がメインでしたが、くすみ色の品種も目につくようになりました。夏はシンプルに、面の葉とトロピカルにいけるのもおすすめです。
●長もちアドバイス
茎の先1㎝くらいを5分間、酢につけてからいけると、より長もちします。酢は種類を問わず、薄めずにそのまま使いましょう。
Antique Image_アンティークなイメージで
かすれたようなドット模様が、繊細なグラデーションを描く
斑点模様のあるモカラはその密度によって色がかすれ、深い味わいを醸し出します。スモーキーな紫色ならより繊細な表情に。色のグラデーションを楽しんでほしいから、同じテイストで控えめな色のバラなどを添えて。
●モカラ、バラ(ジプシーキュリオーサ)、カラー2種、秋色アジサイなど
Dry Texture_ドライな質感の花と
南の鳥から流れ着いた、木の実の花舟を思わせて
器にしたのはバオバブの実。切り分けたモカラをこんもりと載せ、乾いた質感の実ものをたっぷり合わせました。花はモカラだけなので、1輪ずつが小さくても印象的。明るい赤が、器や実の素朴な雰囲気によく合います。
●モカラ、ユーカリ・テトラゴナ、ペッパーベリー(ドライ)など
Vivid Color_ビビッドな色で
弾けるような色彩がまぶしい、南国の花たちの陽気な共演
長さを出して使うと南国風のイメージが強まるモカラ。形が個性的な花と盛り合わせて、思い切り陽気でポップなアレンジにしてみました。左にピンクのモカラ、右に黄色のグズマニアと、アレンジの色を左右でくっきりとわけると、より色どりの鮮やかさが際立ちます。
●モカラ、グズマニア、アンスリウム2種、ブラシノキ、ドラセナなど