ゆっくりと開くたびに春へ近づく ラナンキュラス

ゆっくりと開くたびに春へ近づく ラナンキュラス
  by 花時間編集部

万重の花びらが開くたび、春へ近づく

丸く、小さなつぼみが開くと、透明感のある花弁が次々と溢れ出すラナンキュラス。

花びらたっぷりの花に加えて、光にかざすときらきらと輝く、

楚々とした可憐なひと重咲きも登場しています。もちの点でも優等生!

花びらを少しずつ開きながら、ゆっくりと咲くラナンキュラスと春待ちしませんか?


野原で摘んだ花のつもりでバスケットにたっぷりと

ラナンキュラスが出回る頃、春の花々もいっせいに花屋さんに並びます。そんな花たちとバスケットにいけたら、春の野原が広がって。若草色のビバ-ナムで、ピンクのラナンキュラスに春の爽やかさを添えましょう。高くあしらい、軽やかさを演出したオレンジウムからは甘い香りがこぼれます。●ほかに、オンシジウム、パンジー、ビバーナムなど

ラナンキュラス*フェラン、モルバン、セティ


フェラン

ほんのりと黄みを含んだ温かみのあるピンク。丸い花びらが愛らしい。

 

モルバン

花びらの縁に、小刻みなフリル。花開くたび、優美さが増す。

 

セティ

ちりちりした花弁に紫色の絞り模様が。黒いしべが特徴のモロッコ系。

 

春を夢みるラナンキュラス

エリス

花弁に光沢があるラックスシリーズの花。1本にも数多くの花がつく。

 

サバン

細筆で線を引いたようなピンクの縁取り。淡くても存在感がある。

 

ティーバ

ひと重のラックスシリーズの紫色。茎の自然なラインを生かしたい花。

 

セロン

緑の花弁に赤い色が入る個性派。コク出しのアクセントに活躍。

 

数本でも素敵なラナンキュラス

イリス

ベビーの肌を思わせる、透明感のある薄いピンク。満開時は白っぽく。

 

シャウエン

変わり咲きのモロッコ系。小ぶりでも、深い赤と黒いしべで印象的に。

 

サティロス

黄土色から茶色のラックス。小輪なのでアクセントとしても便利。

 

ルルド

花弁が細めで、満開時はジニアを連想させる花形。薄いレモン色。

 

カラ

ニュアンスのある黄土色。大人っぽい雰囲気づくりに重宝する。

 

メリージャ

緑色のしべが、黄色い花弁をフレッシュに引き立てるモロッコ系。

 

印象的な大輪ラナンキュラス

スーパーホワイト

純白で、厚い花弁をゆっくりと開き巨大輪になる。名前は仮称。

 

スーパーグリーン

アーティーチョークのつぼみ風。緑色の堅く、閉じた花弁が特徴。仮称。

 

シャルロットオレンジ

黒いしべがチャームポイント。不規則な斑模様もこの花を印象的に。

 

花・古賀朝子 

撮影・落合里美

 

 

  by 花時間編集部