「花の暮らし」歳時記 3月

心ときめく季節の言葉と旬花で、その月を楽しみましょう。

「花の暮らし」歳時記 3月
  by 花時間編集部

日永

過ごしやすい陽気になると、つい好きなことに没頭して

気づいたころには思いがけない時間に。

それでも窓の外は明るく

遠くで子どもの遊ぶ声が聞こえます。

「日永(ひなが)」とは、日脚が伸び

昼が夜よりも長くなった春の日のこと。

長い冬を通り抜けると

日が長くなったことを実感し

なんとなくほっとして、心にも余裕が生まれます。

 

3月の花/ラナンキュラス

小さな丸いつぼみから、日に日に大きく開いていくラナンキュラス。数えきれないほど花びらを重ね、花姿は豪華ですが、カジュアルが似合う花。うんと丈を短くしたり、すっと長くしたり崩してあしらうと、その持ち味を発揮します。庭で摘んだような花を寄り添わせて。

ラナンキュラス(ハーマイオニー、タソス、エムベージュ)、パンジー

 

花・深野俊幸(カントリーハーベスト) 撮影・中野博安

構成と文・瀧下昌代

  by 花時間編集部

春迎えの花おせち

11/30(土)まで早割!

Subheading
Subheading