• TOP
  • 連載一覧
  • ロマンティックな伝説と、ブーケプロポーズ|ミラクルウエディングの作り方Vol.9

ロマンティックな伝説と、ブーケプロポーズ|ミラクルウエディングの作り方Vol.9

ロマンティックな伝説と、ブーケプロポーズ|ミラクルウエディングの作り方Vol.9

「ミラクルウエディング」とは、奇跡の出会いをし、確かな絆で結ばれた新郎新婦とゲストのための、世界にひとつだけの結婚式のこと。ふたりらしさをもっとも大事にする、このスタイルを提案しているフラワークリエーター相澤美佳さんが、いまどきのウエディングのコツを伝授します!

結婚式の演出は、古くから伝わる、世界の伝説をもとに考えられたものが多く、意味を知るとロマンティックで、ストーリーに溢れています。

今日は、古くからの言い伝えをもとにした、人気の演出をいくつか紹介しましょう!

本数によって意味が異なる”バラ”

ウエディングでも、また日常に贈る花としても人気の高いバラ。バラはその本数によって、意味が異なります。

1本なら、
「あなただけ」

1輪のバラだからこそ、メッセージ性が強く、想いが伝わるということもあるのでしょう。ドラマティックで、キュンときますね♡

7本が「秘かな愛」
13本は「友情」
99本は「永遠の愛」
100本なら「100%の愛」

それぞれの数に思いを重ねて、花を贈るのです。

「99」は中国や台湾で大変好まれる、縁起がよい数のひとつで、贈る花の本数としても人気だそうです。上海や台北の街のお花屋さんでは《99本のバラの花束》をよく見かけました。

なんとなく、100より99のほうが、未来ある、永遠のイメージがありますよね。

999本はちなみに「何度生まれ変わってもあなたを愛す」。これはすごい覚悟ですね。

ウエディングで人気なのは12本のバラ

ウエディングにおいてのバラの本数で、人気なのは「12」。

ヨーロッパでは、1ダースのバラを恋人に贈ると、想いがかなうといわれています。12本のバラには、

愛情 
永遠 
栄光
感謝
希望
幸福
情熱
真実
信頼
誠実
尊敬
努力

と、それぞれに意味が込められているのです。

この「恋人に1ダースのバラを贈る」というヨーロッパの素敵な習慣を、ブーケプロポーズの演出にしたのが

【ダーズンローズ】

というもの。これについてはまた、のちほどお話しますね♪

ブーケ・ブートニアの、素敵な由来

そもそも花嫁は、なぜブーケを持つのでしょうか。

その答えは、あまりにもロマンティックな「ブーケ・ブートニアの由来」にあります。

男性がプロポーズをしようと、女性のもとへ向かう途中、花を摘みながら歩きました。女性の家に彼が着いたときには、大きな花束となっていました。男性はプロポーズの言葉とともに、この花束を女性に差し出します(←これがブーケの始まり!)。

女性は「YES」の意を込めて、花束から1本抜き取り、男性の胸へ挿しました(←これがブートニアの始まり!)。

この素敵な言い伝えを再現したのが、「ブーケプロポーズの演出」なのです。

ブーケプロポーズで印象に残る結婚式を!

さて、再現するといっても、結婚式で花を摘むわけにはいきません。

ブーケプロポーズの演出はこんな流れになりますよ。

参列するゲストには、あらかじめ花を持っていただきます。花を手に、入場を待つ時間。これから、始まるロマンティックなシーンに、どきどきしますね。

入場する新郎は、ゲストから花を受け取りながら進みます。

ゲストから、お祝いの気持ちをたっぷり託された花たちで仕上がった、世界にひとつだけのブーケ。あとから入場してきた花嫁の手に渡します。

花嫁は受け取ったブーケから、花を1本抜き取り、新郎の胸へ。

ゲストひとりひとりにも参加いただき、とてもアットホームで、気持ちのこもった結婚式になりますね♪

想いがかなう、ダーズンローズ

このブーケプロポーズは、特に本数には決まりがなく、ゲストの人数やチャペルの列の数などに合わせて決めます。本数が多いほど、たくさんのゲストが楽しめて、ブーケも華やかになり、素敵です。

その反面、本数が多いほど時間がかかることと、新郎が束ねるテクニックが少々必要です。

このバラの本数を、「12」にするのが、先ほどちらりと紹介した

「ダーズンローズ」

12本というのは少なめではありますが、この演出の場合は、数に意味をもたせているので、ブーケの華やかさより数に注目します。

ここのところは、バラに12の言葉のタグをつけておくのが人気のスタイルです。

古くから伝わる伝説や、海外での習慣をもとに考えられた結婚式の演出たち。

既に定着しているものも多いのですが、そこにふたりらしいアレンジを加えてみても、楽しそうですね。

Profile相澤美佳

『デザインフラワー花遊』チーフデザイナー。ウエディングのフラワーコーディネイトを中心に、デモンストレーション、講演、講師活動など幅広く活躍。洗練されたトータルコーディネイトには定評があり、フラワ...アーティスト詳細を見る

ゲストみんなが喜ぶ ミラクルウエディングの作り方

1250円+税/KADOKAWA

フラワークリエーター相澤美佳さんが、いま主流のコンセプトウエディングを広げ、新しいテーマでの会場演出を提案します。スイーツ、旅行、桜、雨、ピクニック、森、デニム…7つのテーマごとに、キーカラー、コンセプトを明確にし、ウエディングシーンを紹介。巻末には、ペーパーアイテムなどの作り方も収録しました。本の情報はこちら

この連載について

ミラクルウエディングの作り方

フラワークリエーター相澤美佳さんが提唱する“ミラクルウエディング”。ふたりらしさを大切にした、世界にひとつだけの結婚式のことです。このスタイルをかなえるための、最上の日のアイデアを集めました。