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可憐で力強いハーブの花。蜜を吸いに、ハチドリの群れがやってきます|ターシャの庭だよりVol.8

可憐で力強いハーブの花。蜜を吸いに、ハチドリの群れがやってきます|ターシャの庭だよりVol.8

アメリカを代表する絵本作家であり、「スローライフの母」として世界中から愛されたターシャ・テューダー。56歳の時、長年の夢だったバーモント州に移り住み、森を切り拓いて広大なナチュラルガーデンをつくり上げたターシャは、92歳で亡くなるまで36年間、そこで一人で花を育て、自然に寄り添った生活を行いました。ターシャが好んで植えていた膨大な数の花の写真とその名前をまとめた本書『ターシャが愛した花の名前』から、ターシャが長年はぐくみつづけた花と庭、そしてライフスタイルを紹介します。©Richard W. Brown

夏の盛りの庭:ハーブ

ターシャは、 ベルガモットの花の蜜を吸いに飛んで来るハチドリを呼びたくて、 秘密の花園の入口(写真↓)と、テラス花壇の西端に植えた。 「バーガモット(ベルガモット)」と呼び、 毎年、 大群のハチドリの来訪を楽しんだ。

ベルガモット(タイマツバナ)Monarda didyma (英:バーガモット bergamot、 ビーバーム beebalm、 スカーレットビーバーム scarlet beebalm) ©Richard W. Brown

ハーブガーデンにはさまざまな植物を植えていた。

©Richard W. Brown

(写真左から)
ゲッケイジュ Laurus nobilis (英:スイートベイsweet bay) (トピアリーの木)
鉢植えのまま埋めてあり、 秋には温室に移動する。

キンセンカ(ターシャの後ろの黄色とオレンジの花)

アリウム(アリウム・タングティクム) Allium tanguticum (英:オーナメンタルチャイブ ornamental chive) (ピンクの花)観賞用チャイブ。

セロリ(ネセルリ、 セルリアック) Apium graveolens var. rapaceum (英:セラリアック celeriac、 ワイルドセラリー wild celery) (アリウムの向こうの白い花)

ナツシロギク(右手前の白い花)

ヘンルーダ Ruta graveolens (英: コモンルー common rue) (左手前の黄色い花)

ラベンダー、ミント、 バジル、 ローズマリー、タイム、 パセリ、 レタスなども植えていた。

食用のチャイブ(アサッキ、 エゾネギ) Allium schoenoprasum (英:チャイブchive)   ©Richard W. Brown

サフランは、ターシャの庭では9月に開花する。

サフラン Crocus sativus (英:サフロンクロッカス saffron crocus)   ©Richard W. Brown

※写真および記事の転載不可

Profileターシャ・テューダー

ターシャが愛した花の名前

1500円+税/KADOKAWA

ターシャが、自分のナチュラルガーデンで育てた花の図鑑。1990~1995年、2006~2007年に撮影された庭の写真を手掛かりに、ターシャが好んで植えていた約250種の花の名前を紹介。それぞれの花に寄せるターシャの思いも添えた。植物名の特定には、ターシャ自身のほか、家族やガーデナーのジェナ・ユネスコ氏の協力を得た。 本の情報はこちら

この連載について

ターシャの庭だより

広大な庭でガーデニングを楽しみ、大好きな絵を描き、自然と寄り添って暮らしたターシャ・テューダー。世界中のガーデナーが憧れるターシャの庭と四季折々の花、彼女の暮らしを綴ります。毎週水曜更新。