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祖母から受け継いだ自慢のタチアオイがやさしく微笑みかけます|ターシャの庭だよりVol.7

連載 2018.08.29公開 ターシャの庭だより
祖母から受け継いだ自慢のタチアオイがやさしく微笑みかけます|ターシャの庭だよりVol.7

アメリカを代表する絵本作家であり、「スローライフの母」として世界中から愛されたターシャ・テューダー。56歳の時、長年の夢だったバーモント州に移り住み、森を切り拓いて広大なナチュラルガーデンをつくり上げたターシャは、92歳で亡くなるまで36年間、そこで一人で花を育て、自然に寄り添った生活を行いました。ターシャが好んで植えていた膨大な数の花の写真とその名前をまとめた本書『ターシャが愛した花の名前』から、ターシャが長年はぐくみつづけた花と庭、そしてライフスタイルを紹介します。©Richard W. Brown

夏の盛りの庭:タチアオイ

白やピンクの花:タチアオイ Alcea rosea または Althaea rosea (英:ホリーホックhollyhock)
紫の花:クレマチス(クレマティス・ジャックマニイ) Clematis×jackmanii
©Richard W. Brown

ターシャのタチアオイは、 祖母の庭のタチアオイの種をもらって育てたものばかり。 ほとんどが珍しい交雑種で、見応えがあり、ターシャの自慢の花だった。 ターシャは特に、 葉の切れ込みの大きいもの(上の写真の右端の葉)が好きだった。

石垣の前には、 交雑種のクレマチス‛ラモナ’ Clematis 'Ramona’を植えていた(写真なし)。

ターシャは、 この色のタチアオイがいちばん好きだった。©Richard W. Brown

この季節、上の庭、 温室の前、 納屋の周辺など、家のまわりはさまざまな色合いや特色を持つタチアオイに囲まれる。 ターシャは、「年によって2メートルにもなることがあるのよ」と言っていた。

©Richard W. Brown

※写真および記事の転載不可

Profileターシャ・テューダー

ターシャが愛した花の名前

1500円+税/KADOKAWA

ターシャが、自分のナチュラルガーデンで育てた花の図鑑。1990~1995年、2006~2007年に撮影された庭の写真を手掛かりに、ターシャが好んで植えていた約250種の花の名前を紹介。それぞれの花に寄せるターシャの思いも添えた。植物名の特定には、ターシャ自身のほか、家族やガーデナーのジェナ・ユネスコ氏の協力を得た。 本の情報はこちら

この連載について

ターシャの庭だより

広大な庭でガーデニングを楽しみ、大好きな絵を描き、自然と寄り添って暮らしたターシャ・テューダー。世界中のガーデナーが憧れるターシャの庭と四季折々の花、彼女の暮らしを綴ります。毎週水曜更新。