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大人色のアンスリウムを、おしゃれなかごバッグに|花のある週末、はじめませんか Vol.6

大人色のアンスリウムを、おしゃれなかごバッグに|花のある週末、はじめませんか Vol.6

こんにちは!「ウィークエンドフラワー」プロデューサーの小川典子です。こちらでは、旬の季節に楽しみたい花の、“長もちさせるハウツー”や“簡単おしゃれなコーディネイトのコツ”をお伝えしていきます。花瓶がなくても大丈夫。少しの花材と身近な雑貨を組み合わせて、家のなかに自分のお気に入りの花コーナーを作ってみませんか?

8月第2週のおすすめは「アンスリウム」

8月のウィークエンドフラワー.その2/アンスリウム  (英名:Anthurium、和名:大紅団扇 オオベニダンショウ)
原産国: 熱帯アメリカ
・主な生産地:台湾、オランダ、ハワイ、千葉県、沖縄県、岐阜県

夏まっただ中、THEトロピカルな花「アンスリウム」をチョイスしました。アンスリウムは、サトイモ科アンスリウム属の植物で、熱帯の代表花。原産国の熱帯アメリカ(コロンビアなど)や西インド諸島には、約600種の原種が分布するといわれています。

アンスリウムといえば、まっ赤な花を思い浮かべる方が多いと思いますが…。最近はかわいらしいコンパクトサイズや、コントラストが美しい複色系、上の写真のようにシックな濃色系が人気です。

花のように見える部分は「仏炎苞」といい、エナメルのように硬く、つやつやした質感が印象的。花は中央に突起する棒状の部分(=「肉穂花序」にくすいかじょ)に多数つきますが、小さくて目立ちません。暑い時期でも2週間ほど元気で、なかには、花瓶にいけた状態で「半年間も飾ってた!」という人もいて驚きです。

水中のバクテリアの影響を受けにくいため、アンスリウムだけでいける場合は、頻繁に水替えする必要はありません。手間がかからない花なので、私のような“ずぼらさん”にぴったり(笑)。夏場の花飾りは、水が早く濁りがちですが、その点も安心な花です。

グラフィカルでキャッチ―なハート形の花は、南国のハッピーオーラに溢れていて、見ているだけで楽しい気分になりますね。ハワイでは“Heart of Hawaii”といわれ、大切な人に愛を伝える花。ハワイのバレンタインデー、花贈りの定番はアンスリウムだそうです。なんだかほっこりしますよね。

アンスリウムの葉も切り花のグリーンとして出回り、花と同じハート形が特徴。夏のインテリアグリーンとして、鉢物も人気があります。

かごバッグに、大人色のアンスリウム×ワイルドフラワーを

鮮やかなまっ赤よりも、ワントーン暗い濃赤や茶系を選ぶと、他の花々と合わせやすくなります。写真のような渋系のアンスリウムなら、大流行中のワイルドフラワー(オーストラリア原産の花)とも相性抜群! 格好いい花合わせになります。

8月は、お盆を境に陽射しも少しずつ秋めいてきます。ちょっとくすんだ色合いが、晩夏には似合いそう。

■材料(花材費合計=1500~2000円)

●花材(画像下・左から)
ドラセナ・グリーンコンパクタ/1本
プロテア・ロビン/1本
アンスリウム「チョコ」/2本
グレビリア/1本 

●器について
夏のファッションアイテムでもある“かごバッグ”が、素敵な花の器に変身です! ここ最近、夏になると注目される、ファッションやインテリアのトレンド柄「トライバル(民族調)」を選び、ざっくりといけてみました。かごバッグの中に水が入った器(転がらず、どっしりしたもの)をセットし、投げ入れスタイルであしらいます。バッグの取っ手部分が、ちょうどよい花留めにもなり、大ぶりな花も決まります。

かごバッグは、柄のないシンプルなものでもOK。部屋のコーナーにさりげなく飾って、キャンドルを添えるといっそう大人っぽいムードに。同じく民族調のトレンドアイテム「タッセル」をプラスすると、アレンジのアクセントにもなりますね。

■3ステップでアレンジ&長く楽しむコツ

①アンスリウムは、前回のクルクマ同様「水道水」でOK。切花鮮度保持剤を使用しなくても、長もちします。

②ギザギザの葉・グレビリアと、ドラセナを、かごバッグの口元にあしらいます。

③プロテアとアンスリウムを、かごの取っ手部分をうまく活用しながら、②の葉の合間にざくざくと挿します。アンスリウムの花が、かごの中に埋もれないように長めにいけ、より魅力的に見える角度を探しながら、花の向きを調整すればできあがり!

※アンスリウムは低温に弱いので、エアコンの風などに直接当たらないよう、気をつけましょう。

夏のおやつタイムに、爽やかなトロピカルフラワー

まだまだ暑い毎日、テーブルには涼しげな色合いが喜ばれそうです。アンスリウムといえば、ハワイアンムードのトロピカルアレンジも捨てがたいので、こちらも紹介します。

最初のアレンジに使用した、茶系のアンスリウムは「チョコ」という品種でしたが、こちらのライトグリーンのアンスリウムは「バニラ」というネーミング。どちらも美味しそう(笑)。

メロンシャーベットのようなシャリ感が美しいこちらの「バニラ」は、花もちがとてもよいことでも有名な品種です。

■材料(花材費合計=1000~1500円)

●花材
アンスリウム「バニラ」/2本
デンファレ「グリーンパフューム」/1本
ドラセナ・ソングオブジャマイカ/1本 *小さめのモンステラでもOK

●器について
写真では、小さめのガラスのピッチャーを使用しました。ハワイアンっぽいコーディネイトにするのであれば、「メイソンジャー」のようなアメリカのキッチングッズを器にするのもおすすめです。

また、グラスのジュースにも、デンファレの花を1輪添えると、いっそうトロピカル。気分はハワイのカフェですねー。

■3ステップでアレンジ

①ドラセナの茎を、器の高さを見ながらカットし、パイナップルの頭のような上部をいけます。水に浸かる部分の葉は取り除きましょう。

②ドラセナの茎を花留めにしつつ、器の縁を使ってアンスリウム2本を、口元にいけます。背の低い器にいける際は、短くカットしたほうが、アレンジ全体が落ち着きます。

③最後に、デンファレを手前に流すようにあしらってできあがり!

アンスリウムはハワイのイメージが強いですが、ハワイに上陸したのは1889年。温暖な気候がアンスリウム栽培にぴったりで、いまでは世界でも有数の産地になりました。アンスリウム栽培や品種改良は、主にハワイの日系の人々の手によって行われてきたそうです。そう聞くと、ますます愛着がわきますね。

台湾やハワイからの輸入品と並び、国産のアンスリウムも出回ります。なかでも千葉県富津市にある大佐和花卉園は、その素晴らしい品質で有名です。40年に渡りアンスリウムひと筋。十分に育ってから採花するので、花の発色がよく、波打つ花形にも個性があります。大輪系の品種は特に、花もちが抜群によいことも特徴です。

風水では、アンスリウムを部屋に飾ると、恋愛運や結婚運がアップするとか。のびのびと飾れば、南国のハッピーオーラで、自然と笑顔になりますね~♪

ではでは皆さま、花と素敵な週末を。
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Produced by WEEKEND FLOWER

Profile小川典子

(一社)花の国日本協議会プロモーション推進室長/フラワーシーンプロデューサー。会社勤めの傍ら23歳から本格的にフラワーアレンジを学び、(株)ワコール、キリンビール(株)の花部門、食品部門のマーケ...アーティスト詳細を見る


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