もっと気軽にもっと身近に。花のある暮らしを

  • TOP
  • 連載一覧
  • まわりの花と語り合うかのように咲きこぼれるバラたち|ターシャの庭だよりVol.3

まわりの花と語り合うかのように咲きこぼれるバラたち|ターシャの庭だよりVol.3

連載 2018/08/01
まわりの花と語り合うかのように咲きこぼれるバラたち|ターシャの庭だよりVol.3

アメリカを代表する絵本作家であり、「スローライフの母」として世界中から愛されたターシャ・テューダー。56歳の時、長年の夢だったバーモント州に移り住み、森を切り拓いて広大なナチュラルガーデンをつくり上げたターシャは、92歳で亡くなるまで36年間、そこで一人で花を育て、自然に寄り添った生活を行いました。ターシャが好んで植えていた膨大な数の花の写真とその名前をまとめた本書『ターシャが愛した花の名前』から、ターシャが長年はぐくみつづけた花と庭、そしてライフスタイルを紹介します。©Richard W. Brown

夏の初めの庭:バラ【後編】

ページトップの写真↑の、ターシャの前の白い花はオールドローズ ‛マダム・ハーデイー‘ Rosa 'Mme. Hardy'。バラといっしょに咲く紫の花がクレマチス(クレマティス・ジャックマニイ)。ふだんは使わない、 庭に面した表玄関横のライラックのそばに、 白と紫の組み合わせを考えて植えた。

ノイバラ Rosa multiflora (英:マルティフローラローズ multiflora rose)  ©Richard W. Brown

ツルバラ ‛ポールズ・ヒマラヤン・ムスク‘ Rosa 'Paul's Himalayan Musk’(英:ポールズヒマラヤンムスクランブラー Paul's Himalayan Musk rambler) ©Richard W. Brown

庭中にバラがたくさんあるので、ある日突然、自然交配でできた株が芽を出すことがある。「ミステリーローズ」と呼ばれるそんなバラが、ターシャの庭には何株かあるが、下の写真もその一つ。

©Richard W. Brown

ロサ・ハリソニイはアメリカで生まれた黄色い八重のバラ。 テラス花壇東端の藤棚の横に植えられ、 今では藤棚を占領するまでに生長している。

「ハリソンの黄色いバラ」「開拓者のバラ」と呼ばれるロサ・ハリソニイRosa×harisonii(英:ハリソンズイエロー Harrison's yellow、 パイオニアズローズpioneers' rose) ©Richard W. Brown

©Richard W. Brown

※写真および記事の転載不可

Profileターシャ・テューダー

ターシャが愛した花の名前

1500円+税/KADOKAWA

ターシャが、自分のナチュラルガーデンで育てた花の図鑑。1990~1995年、2006~2007年に撮影された庭の写真を手掛かりに、ターシャが好んで植えていた約250種の花の名前を紹介。それぞれの花に寄せるターシャの思いも添えた。植物名の特定には、ターシャ自身のほか、家族やガーデナーのジェナ・ユネスコ氏の協力を得た。 本の情報はこちら


関連連載