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夏とヒマワリとアート|春夏秋冬 旬の花を探しに Vol.14

夏とヒマワリとアート|春夏秋冬 旬の花を探しに Vol.14

フラワーショップ「Bear(ベア)」の熊坂英明が届ける、花の最旬ニュース。花市場で出会った旬の花からセレクトした、珍しかったりおもしろかったりする花やグリーン、実ものを、独自の視点で語り、紡ぎ、ブーケやアレンジで紹介していきます。

夏といえば”ヒマワリ”

夏を象徴する

定番の花といえば

太陽に向かって咲く

”ヒマワリ”

向日葵と書くように

日に向かってその見向きを変える

今年は梅雨明けが早く

早い時期からヒマワリの需要が始まり

連日の夏日で8月は一体どうなるのか

青い空と太陽の日差しに

向かって堂々としたイメージが

強さや元気、明るさなどとかぶり

お祝いや男性へのプレゼントにも

人気がある

意外と知られていないが

たくさんの品種があるヒマワリ

お客さん的には

一目でだいたいヒマワリだと

気がつくせいか特に品種に

意識がいっていないのかも

逆に僕らは花びらの色、芯の色

形やサイズ、一重か八重かなど

非常に重要な部分で

店頭置きか、装飾用か

アレンジ用かでその品種を

吟味して使い分けている

品種やサイズによって

花の鑑賞期間も違う

例えばあまり細くて

輪のすごく小さいものは

可愛らしいのだけど

傷みが早い

ヒマワリの茎には小さな産毛があり

水につかる部分が多ければ多いほど

バクテリアが繁殖しやすく

茎が痛むのが早まってしまうので

水の量は少なめに

切り口はなるべく広く

よく切れるものでカットしたい

切った茎の中も綺麗な色であること

もしも変色しているようなら

その部分はすべてカットして

飾ってあげよう

短い方が水の上がりもいいので

短く切って飾るのもオススメ

ポップなモチーフと画家たち

ヒマワリのポップな容姿は

様々な画家たちにモチーフとして

使われてきた

有名なゴッホやゴーギャン

睡蓮で有名なモネなど

彼らの名前はそのまま

ヒマワリの品種の名前にもなっている

絵画だけでなく様々なグッズにも

POPなデザインで使用され

安定した人気を誇る花のひとつ

であることは間違いない

今回使用したヒマワリは

”パナッシュ”と”プロカットレッド”

半八重咲きのパナッシュと

ダークブラウンのプロカットレッド

スモークツリー とハーフドライの

ユーカリの実そしてリキュウソウ

「POP ART IS FOR EVERYONE.」

FLOWER ART IS FOR EVERYONE.

気軽に生活に馴染む「素敵な花」を

みんなに届けられるように日々努力したい

Profile熊坂英明

『ベア(Bear)』主宰。1997年より家業の生花店(東京・方南町)を継ぎ、短期渡欧や独学でヨーロピアンデザインを学ぶ。色、香り、形などで本質を感じる“花”をコンセプトに、多種多彩な花を品よく紡...アーティスト詳細を見る

この連載について

春夏秋冬 旬の花を探しに

花の個性や特徴を知れば、楽しみ方がさらに広がる!フラワーショップ『ベア』の熊坂英明さんが、定番はもちろん、ちょっと変わったものまで、市場で出会った花をいち早く紹介します。毎週月・木曜更新。