手に入れやすいハーブのなかから、暑い夏こそ使いたい8選を選びました。飾ったり、食べたり、作ったり。いろいろな使い方ができるのが魅力です。
バジル
科/シソ科
原産地/熱帯アジア
別名/メボウキ、バジリコ
アレンジ/強く印象づけるスパイシーな香り。夏でももちがよい。紫色の品種もあります。
料理/トマト、チーズ、ニンニクとの相性抜群。食欲をそそる香りが夏バテ予防になります。
クラフト/ドライにしてポプリに利用。フレッシュを浮かべたハンドバスでリラックスや集中力を。
パセリ
科/セリ科
原産地/地中海沿岸
別名/オランダセリ
アレンジ/小さなアレンジの足元に挿し、菜園風に。細かくカールした葉で個性的に見せます。
料理/ビタミン、カルシウムなどミネラルが豊富。保存するときはドライ、または冷蔵に。
クラフト/色鮮やかで、独特なモコモコした葉は、押し花素材にもおすすめです。
ディル
科/セリ科
原産地/地中海~西アジア
別名/イノンド
アレンジ/ごく細い葉は涼しげで、香りは爽やか。初夏には黄色い小花が咲きます。
料理/幅広い料理に利用できます。特に、ディルとサーモンは定番。消化を助ける働きも。
クラフト/鎮静効果があります。手作り石けんの材料や入浴剤になります。
ラベンダー
科/シソ科
原産地/地中海沿岸
別名/クンイソウ
アレンジ/苗から切って使います。初夏に切り花も流通。リラックス効果がある香りアレンジに。
料理/グラニュー糖と交ぜたラベンダーシュガーで、お菓子の香りづけやハーブティーに。
クラフト/古代ローマ時代から洗濯の芳香剤、入浴剤に使われてきました。押し花も香ります。
ミント
科/シソ科
原産地/地中海沿岸
別名/ハッカ
アレンジ/明るい葉色が花を引き立ててくれます。香りが異なる種類が切り葉で流通。
料理/ガムなどの香りづけでおなじみ。ミント水やティーなど、消化促進に効果的です。
クラフト/爽やかな香りのポプリに。精油を使ったエアーフレッシュナーは涼感を運びます。
ハーブゼラニウム
科/フウロソウ科
原産地/南アメリカ
別名/センテッドゼラニウム
アレンジ/品種が豊富で花を引き立てる明るい葉色が魅力。葉や茎は花留めにもなります。
料理/爽やかな香りのハーブティーになります。春~秋に咲く花はエディブルフラワーにも。
クラフト/葉は香水の原料にもなる香り。花は押し花、ドライにしてキャンドルの彩りなどに。
ローズマリー
科/シソ科
原産地/地中海沿岸
別名/マンネンロウ
アレンジ/針葉樹に似たすっとする香りはアレンジで人気です。枝は曲げやすいのでリースにも。
料理/ローズマリーオイルやビネガーは風味豊か。消化を促進します。
クラフト/リラックス効果があるといわれる香りをサシェに。石けんに加え殺菌効果を生かして。
ローズヒップ
科/バラ科
原産地/北半球
別名/バラの実
アレンジ/若い緑色や熟したオレンジ色、赤く色づいた実が枝ものとして出回ります。品種によって実の大きさはいろいろ。
料理/ビタミンCを豊富に含み、酸味のある爽やかなお茶に。フレッシュの果肉はジャムに。
クラフト/砕いた実はキャンドルなどの彩りに。枝つきの実なら、リースの素敵なアクセントに。