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知っておきたい! アレンジを長く楽しむ3つの方法

知っておきたい! アレンジを長く楽しむ3つの方法

花そのものではなく、作ったアレンジを長期間楽しむためのテクニックも紹介しましょう。花材の選び方などを参考にしながら上手に花と付き合ってみてください。

1. グリーンたっぷりにして主役をチェンジ

グリーンは、2週間以上もつほど長もちする種類が豊富に揃っています。グリーンたっぷりのアレンジを作って、メインの花だけを差し替えていくと、手軽かつリーズナブルにアレンジを長く楽しむことができます。グリーンは形や質感の違うものを複数加えるほうが変化が生まれます。

葉で動きをプラス

トルコギキョウをメインにして、丸めたハランや長く伸ばしたアイビーを加えた爽やかなアレンジ。

花だけを替える

トルコギキョウが傷んできたら、メインをバラに替えます。デザインを大きく変えないので簡単。

2. その時季ならではのもちのいい花材を使いましょう

もともと丈夫な花材をメインにすれば、アレンジのもちはぐんとよくなります。基本的に、その季節に咲く花や気候に合った花はもちがいいもの。旬の花材を使うと、季節感を演出することもできるのでおすすめです。ほかに、次々とつぼみが咲く花や、花が散ってもきれいな緑色の葉が楽しめる花なども長く使えます。

夏は上質のランで南国風に

花材:コチョウラン、アルストロメリア、ドラセナ

ランは夏場でも10日以上はもつ優秀な花材。たっぷり使って南国リゾート風に仕立てましょう。単価が高いもののほうがもちがいいので、予算をかけてもいい花を選んで。

秋には赤や茶色の実を

花材:バラ2種、トルコギキョウ、ヒペリカム、ヘデラベリーなど

葉をはずせば、実ものは1か月近くも楽しめます。アレンジの半分をカバーするくらいたっぷり入れ、収穫の秋のイメージに。秋の花、キクやバラをちりばめて。

3. 切り戻しながらデザイン&飾る場所を変えて

いけたあとの花は毎日切り戻しをすることが大切ですが、そうすると花の茎はだんだん短くなります。丈の短い花を無理に元のデザインに戻すより、スタイルを変え、飾る場所も変えて、新鮮なアレンジを長く楽しみましょう。

買ったばかりのときは…
たっぷり華やかにリビングで

花材:ガーベラ、ユリ、カーネーション、ビバーナム

花に長さがあるので、大輪のボリュームと迫力を生かし、大きな器にたっぷりといけます。華やかさも十分だから、ゲストをもてなすリビングや玄関に飾りましょう。

数日切り戻しをしたら…
こんもりといけてキッチンへ

丈が短くなってきたら、ピッチャーのような気軽な器にいけ換え、キッチンや棚の上に。もちのよくないガーベラは本数が減ってくるので、小さくこんもりとしたスタイルにして。

花首だけになったら…
ボウルでレストルームに

茎が短いほうが花はもつので、最後は切り詰めて花首だけに。ボウルに浮かべて洗面所などの彩りとして添えます。丈夫なカーネーシ ョンと、ユリのつぼみが開いたものがメイン。

Flower Artist:佐々木久満
『メゾンフルーリ』統括マネージャー。
生産者とのつながりを大切にし、これまでに訪問した花の生産地は150以上。数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍している。東京・二子玉川にある本店『メゾンフルーリ』とともに、長野県松本市でも花店を営む。いずれも珍しい品種の花が揃うのはもちろん、季節感を重視し、地域いちばんを目指しているというサービスのよさでも知られる。
HP https://maisonfleurie.sakura.ne.jp/wp/

撮影・落合里美


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