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ちょっとした気配りで違いが! 花をいけるときにチェックしたいこと

ちょっとした気配りで違いが! 花をいけるときにチェックしたいこと

花をアレンジするときには、どうしてもデザインのことばかり考えてしまうもの。じつは、このときのちょっとした気配り次第であとの花もちが左右されるので、気をつけて。

ハサミやナイフは手入れしたものを使います

使いっぱなしのハサミやナイフは、雑菌が繁殖したり植物の繊維やアクが残ったりして切れ味が悪くなっています。使うたびに洗って水気を拭いておきましょう。できれば、1本切るたびに布でぬぐって。

水の量は花材によって加減が必要です

花器に入れる水の量は、一般的には草丈の½程度が目安です。ただし、茎が腐りやすいガーベラやキクは、たっぷりの水につけるとすぐに茎が溶けてしまいます。少なめにするほうがいいでしょう。

茎が丈夫でたくさん水を吸うバラは、草丈の ½程度の水の量に。茎がふやけやすいガーベラは、このくらい少なめでもOKです。

では、バラとガーベラを一緒にいける場合はどうするか。バラの水が下がってしまうので、水をたくさん必要とするバラに合わせます。

バラのトゲが気になるときは…

花屋さんで取る場合も多いですが、残っていたらよく切れるハサミで先端のほうを切りましょう。折ったり、茎ギリギリの位置で切ったりすると、茎に傷がつき、そこからバクテリアが侵入します。

長もちさせたいなら鮮度保持剤を

糖分や防腐剤、抗菌剤などが配合された鮮度保持剤は、花もちをよくしたいときの強い味方。最初に花をいけるときはもちろん、水替えのたびに使いましょう。必ず説明書どおりの分量で希釈して。

茎が弱いガーベラはできれば1種いけに

花もちだけを考えるなら、茎が腐りやすいガーベラやヒマワリはほかの花材と混ぜていけないほうが◎。溶けた茎が水を汚し、ほかの花もちも悪くなります。スポンジに挿すほうが影響は少なめです。

直射日光やエアコンの風は大敵

花をいけているとき、またはいけた花を飾るとき、気をつけてほしいのが日光と風。植物は乾燥に弱いので、温風でも冷風でも、エアコンの風が直接あたるような場所に置くのは厳禁です。自然の風も、強風のときは、花にあたらないように窓を閉めてください。風にすれると花びらが傷みます。窓の近くでは、直射日光を避けることも大切です。花は高温や蒸れにも弱いので、夏場は特に、気温の高い場所に置くのは避けましょう。

撮影・落合里美

Profile佐々木久満

『メゾンフルーリ』統括マネージャー。 生産者とのつながりを大切にし、これまでに訪問した花の生産地は150以上。数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍し...アーティスト詳細を見る


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