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‟新しい時代劇”に込めたまっすぐな思い。映画『散り椿』主演・岡田准一インタビュー

記事 2018/09/28
‟新しい時代劇”に込めたまっすぐな思い。映画『散り椿』主演・岡田准一インタビュー

見所は主人公たちが互いを労わり合う愛の物語とともに、岡田さんの華麗なる殺陣も。クランクインする3か月前から殺陣のけいこに励んだ岡田さんは、激しく鋭い剣豪アクションを披露しています。特に、満開に咲き誇る散り椿の前で、采女役の西島さんと刃をまじえるシーンは圧巻。

「クレーンで移動させた散り椿に、美術スタッフが一輪ずつ花をつけ、本当に見事な散り椿でした。その前で、西島さんと向き合うのですが、なぜ戦うんだろうって考えるわけですよ(笑)。もちろん刀でしか語れない何かがあるということなんですけれど…」

不器用な男同士の立ち回りは激しく、せつないほどに気持ちが伝わってきます。そんな名シーンを演じている岡田さんから、『花時間』読者へメッセージを。

「お花の美しさがわかるかたには『散り椿』の意味とか、美しさを感じていただけると思います。全編オールロケにこだわり、木村大作さんが監督し、撮影した映像は、自然の美しさも登場人物の心の美しさも掬い取っています。ぜひ劇場でご覧ください」

散り椿とは…

正式名称は五色八重散り椿。花びらが1枚ずつ散るのが特徴。ひとつの木に、白から紅までさまざまに咲き分けて艶やか。開花期は3月下旬~4月中旬。

プロフィール

岡田准一

1980年、大阪府生まれ。 1995年に、V6のメンバーとしてデビュー。俳優としても活動し、2018年には第41回日本アカデミー賞で優秀主演男優賞(『関ヶ原』)を受賞。公開待機作に『来る』(12月7日公開)、『ザ・ファブル』(2019年公開)がある。

作品情報

『散り椿』

直木賞作家・葉室麟の同名小説を、日本映画界の巨匠・木村大作が映画化した、新しい時代劇。富山など全編オールロケで撮影を行った。

江戸時代、藩の不正を訴えるが認められない瓜生新兵衛(岡田准一)は藩を離れる。やがて連れ添った妻の篠(麻生久美子)が病に倒れ、最期の願いを託された新兵衛は、かつての親友・榊原采女(西島秀俊)を助けるために藩へ戻る。そこで、不正の真相を暴くとともに、妻の本当の思いを知ることになる。

公開日:9/28(金)より全国公開中
キャスト:岡田准一 西島秀俊 黒木 華 池松壮亮 麻生久美子 石橋蓮司 富司純子 奥田瑛二
監督・撮影:木村大作
脚本:小泉堯史
原作:葉室 麟(『散り椿』角川文庫刊)
配給:東宝
©2018「散り椿」製作委員会

インタビューと文・山本裕美

◆『花時間』2019 秋冬号では、主演・岡田准一さんの撮りおろし写真つきで映画『散り椿』の記事を掲載。本の情報はこちら↓

『花時間』2019 秋冬号

12

散り椿

著:葉室 麟(角川文庫刊) 定価:本体680円+税

最愛の人を失ったとき、人は何ができるのかーー 。 かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。 18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、 藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。 散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの――。 たとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。 秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動の時代長編! ≪熱き信念が胸を打つ、扇野藩シリーズ≫本の情報はこちら