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マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)、選び方とおすすめ10選

記事 2018/08/08
マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)、選び方とおすすめ10選

最近は切り花としても人気のマリーゴールド。でも、ガーデン花のイメージが強いせいか、フラワーギフトの主役には選ばない、という方も多いのではないでしょうか? 「もちが非常によくてリーズナブル、しかも鮮やかな色が贈った相手の気持ちを明るくしてくれるマリーゴールドを、古いイメージで敬遠してしまうのはもったいない。ぜひ日頃の花贈りにも使ってみてください」と話すのは、東京・二子玉川の花店『メゾンフルーリ』の佐々木久満さん。形が強く主張しないマリーゴールドは、色や花材の合わせ方によってさまざまな可能性があるのです。 そんなマリーゴールドのフラワーギフトについて、価格の相場や選び方、おすすめのスタイルなどを、佐々木さんに教えていただきました。

1.マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)を贈りたい。ぴったりのシーンは?

最初にも述べましたが、マリーゴールドは非常にもちのいい花です。ですから、暑くて花が長もちしない夏場のフラワーギフトには大いに力を発揮してくれます。状態のいいものを購入して毎日きちんと水替えをしておけば、2週間は咲き続けてくれるのですから、贈られた相手もきっと満足してくれるはず。それでいてバラなどよりずっと安価だし、ボリュームもあるので、とても費用対効果の高い花と言えます。

手間がかからないという意味では、花のケアに時間を割けない忙しい相手や、病院や施設に入院している人への贈り花としても重宝します。花びらが散ったり落ちたりしないのも、こうしたシーンにおいては大きなメリットでしょう。黄色やオレンジ色の品種は明るくてよいですが、バニラ色の品種もあるので、落ち着いた雰囲気のアレンジを作ることも可能です。

カジュアルな花なので、目上の人への贈り花や改まった席には向いていません。色が鮮やかで気分を明るくしてくれる花なので、家族や身近な人へのちょっとしたお礼とか挨拶代わりの花束に、またガーデニングが好きな人に贈るのには非常に向いています。

2.贈るときに気になる! マリーゴールドの花言葉

最近は、フラワーギフトを贈る際に、花言葉にこだわる方が増えています。そこで、マリーゴールドの花言葉を紹介しておきましょう。

マリーゴールドの花言葉

全般…勇者、可憐な愛情

黄…健康

オレンジ色…予言、真心

花言葉はその花の特質などに合わせて象徴的な意味を持たせたもので、明確な根拠があるものではありません。監修する人や国、文化などによって、選ばれる言葉が違うこともよくあります。贈られる相手は花言葉を知らないことも多いので、あまりこだわりすぎず、自分や相手の好きな色の花を選ぶのが、いちばんよいでしょう。

3.マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)の価格や相場は?

フラワーギフトの価格は、花の種類や本数、大きさ、地域、時期(季節)によって、かなり違います。また、ギフトを作る花屋さんの立地条件、そのポリシーなどによっても幅があります。

このため、あくまで目安にはなりますが、マリーゴールドの1本の金額は、茎の上に花が1輪だけつく1本仕立てのもので200円前後。花や茎が枝分かれして複数の花がつくスプレー仕立てなら300円前後です。マリーゴールドを主役にしたフラワーギフトの場合、価格の相場は2000円前後でしょう。カジュアルな花束が多いので、価格の相場は控えめです。花束でもアレンジでも、スタイルによって、相場額に違いはありません。マリーゴールドだけでフラワーギフトを作るなら、この金額で8~10本ほど入ります。他の花を組み合わせた場合は、マリーゴールドの本数は減ることになるでしょう。

4.マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)には、3つのスタイルがあります

マリーゴールドが主役のフラワーギフト(プレゼント)の種類は、大きく分けて次の3タイプです。フラワーギフト(プレゼント)は、花の種類にかかわらず、ほとんどがこのどれかのスタイルになります。フラワーギフトのベスト3といっても過言ではありません。もちろん、これ以外のスタイルをオーダーすることは可能なので、花屋さんに相談してみましょう。

花束

花材:マリーゴールド2種、トルコギキョウ、ブラックベリーなど

いちばんオーソドックスな、贈り花のスタイルです。茎を長く使うと、大きさやボリュームが出るので華やかさが感じられ、贈る際のインパクトは抜群です。ラッピングペーパー、リボンの色や素材にこだわると、よりおしゃれにセンスよく見えます。贈られた相手が、あとから束をほどいて、好きなスタイルにいけ直せるメリットもあります。

アレンジメント

花材:マリーゴールド3種、カーネーション、ヒペリカムなど

器に吸水性スポンジを入れて、デザインしながら花をいけたものです。花屋さんが素敵にいけた花を器と一緒に贈るので、そのまま飾れるというのが便利です。花に詳しくない方、病院や施設など手間をかけられない場所にいる方、給水ができるので遠方の方に花を贈る場合などには、特におすすめです。

ボックス

花材:マリーゴールド2種、トルコギキョウ、ジニア

アレンジのなかで、箱(ボックス)を使ったものは特にこう呼ばれます。近年、人気のスタイルで、箱(ボックス)にセロハンなどを敷いて、水が染み出ないようにしてから吸水性スポンジを置き、デザインしながら花をいけたものです。アレンジメントと同様、このまま飾れるので、贈られた相手に手間がかからない、というメリットがあります。安定性がよく、スポンジで給水もできるので、自分で長時間持ち運びする際にも便利です。

5.マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)の選び方。その秘訣が知りたい

フラワーギフトは基本的に、用途、予算、主役にしたい花、贈る相手の年齢・性別・好きな色などを伝えて、花屋さんにお任せするのがいいでしょう。花屋さんにオーダーをする際に、もうひと言、合わせる花材や色味について具体的な要望を付け加えると、より花の魅力が引き立ち、あなたの気持ちが伝わるギフトになります。

庭や街路の花壇などによく植えられているマリーゴールドは、ガーデン系の草花や実ものと相性が抜群です。ぜひバジル、ミント、ゼラニウムなどのハーブ類、ブラックベリーやスグリ、ヒペリカムなどの実ものと組み合わせてみましょう。発色のいい花色なので、ダークな色の花材を添えると引き立ちます。透明感のある明るい水色や紫色など、反対色を添えるのもきれいです。

逆に、格の高いフォーマルな花、バラ、ユリ、ランなどと合わせると、どうしてもマリーゴールドのほうが負けてしまいがちです。主役のマリーゴールドはぎゅっと固めてたっぷりと使い、こうした花はアクセントで1~2輪添える程度にしましょう。

6.マリーゴールドのフラワーギフト(プレゼント)、おすすめ10スタイル

花屋さんにおまかせではなく、自分の好きなスタイルのフラワーギフトを選びたい。そんなときにおすすめしたいのが、ここに挙げた10種類のフラワーギフトのスタイル。ヘアカットの際に、ヘアカタログの写真を示して美容師さんにイメージを伝えるように、「こんなイメージで、マリーゴールドのフラワーギフトを」と花屋さんに伝えれば、より自分好みのギフトに仕上げてもらえます。

その1 黄色でまとめたお日さまみたいな花束

花材:マリーゴールド、ガーベラ、トルコギキョウなど

黄色いマリーゴールドに同じく黄色いガーベラを合わせて、お日さまのようなイメージに仕上げました。全体を同じ色でまとめたいけど、花も引き立たせたいので、ラッピングペーパーは黄色と近いオレンジ色に。手元は2カ所にラフィアを結んでアクセントをつけます。

その2 くすみ色と合わせて発色のよさを強調

花材:マリーゴールド、トルコギキョウ、カーネーションなど

マリーゴールドの本数はさして多くないのに、主役としてパッと目につくのは、ほかの花材の色が落ち着いたトーンだから。くすんだ赤や紫色を使っているので、透明感のあるオレンジ色がくっきりと引き立つのです。このくらいシックなあしらいなら年配の方に贈っても喜ばれそう。

その3 まあるい花をボックスにポコポコ並べて

花材:マリーゴールド2種、マトリカリア

黄色とオレンジ色、2種類のマリーゴールドの間に挟んだのは、同じまあるい形のマトリカリア。丸い花だけを並べているのに、色や大きさの違うものを複数使うだけで、こんなにポップでリズミカルなボックスアレンジになるんです。マトリカリアは数輪を固めて挿して存在感をアップ。

その4 明るい反対色でコントラストをつける

花材:マリーゴールド、トルコギキョウ、ブルースター

黄色いマリーゴールドの周りを、反対色のブルーや紫色の花で囲み、そのコントラストで鮮やかな花色を引き立てた花束です。ブルー系の花は、マリーゴールドと同じくらい明るいトーンを選ぶのがポイント。すると全体のトーンが調和して、愛らしく透明感のある仕上がりになります。

その5 同系色でまとめるなら濃淡のある花と

花材:マリーゴールド、ケイトウ、ヒペリカムなど全体をオレンジ色だけでまとめた、同系色のあしらい。ムクムクとした質感のケイトウや白とグラデーションになったカーネーションなど、マリーゴールドとは質感の違う花、濃淡のあるオレンジ色の花を合わせているので、1色でも変化の富んだアレンジになりました。

その6 クラシカルな色で囲んで印象的に

花材:マリーゴールド、バジル、ブラックベリーなど

蓋付きのボックスも、たっぷり使ったサブ花材も、シックな色のもので統一し、クラシカルなイメージに仕立てました。そのなかで、数輪のマリーゴールドのオレンジ色だけが鮮やかに浮き上がって見えます。マリーゴールドだけが鮮烈に印象に残る、しゃれた贈り花です。

その7 反対色と半分ずついけわけて存在感UP

花材:マリーゴールド、トルコギキョウ、スターチスなど

黄色いマリーゴールドに反対色の紫色の花を合わせました。あえて、器の右側にマリーゴールド、左側に紫色の花と、きっぱり色をわけることで、それぞれの花と色の存在感を際立たせています。黄色紫色ともに花の種類は1種だけにせず、大きさや質感の違うものを複数組み合わせて。

その8 バラと合わせるならボリュームいっぱいに

花材:マリーゴールド2種、バラ、ヒマワリなど

小さい花びらがぎっしり集まるマリーゴールドと、大きな花びらがふんわり重なるバラ。対照的な形と質感の花を、花柄ボックスに詰め込んでロマンティックに。これだけ黄色のボリュームを出せば存在感もバラに負けません。じつはミニヒマワリも混じっているのですが、わかります?

その9 ガーデン由来のハーブや実ものと

花材:マリーゴールド、ヒペリカム、バジルなど

庭の片隅に群れ咲くようなバジル、ブラックベリーやヒペリカムなどの実ものをたっぷり添えた、ガーデンの香りがする花束です。ラッピングペーパーまで大人っぽい色でまとめているので、カジュアルな花材なのにどこか高級感も漂います。男性が手にしても格好いいかも。

その10 ミントグリーンとなら爽やか&フレッシュ

花材:マリーゴールド、トルコギキョウ、バラなど

黄色とライムグリーンは、とても爽やかな色の組み合わせ。蔓を長めに伸ばしたアイビーも加え、フレッシュなイメージに仕立てました。初夏~じめじめした梅雨の時期の花贈りにもぴったりです。バラは低い位置に花顔を隠すように挿し、存在感を押さえて色だけを添えます。

構成と撮影と文・高梨奈々

Profile佐々木久満

『メゾンフルーリ』統括マネージャー。 生産者とのつながりを大切にし、これまでに訪問した花の生産地は150以上。数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍し...アーティスト詳細を見る


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