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凛として、たおやかに。涼をよぶクレマチスの花あしらい

凛として、たおやかに。涼をよぶクレマチスの花あしらい

初夏から夏にかけて咲く人気の花クレマチス。大輪や八重咲きなど、咲き姿もいろいろそろいます。色や花姿によっては和の薫りもほんのり。主役にも添え花にもできるマルチタレントです。つる状のナチュラルなフォルムをあしらいにうまく取り入れて、旬の美しさを味わいましょう。

ひんやりとした氷と緑。線の細さを見せるあしらいに

花材:クレマチス(白万重)、デルフィニウム(ライラックキャンドル)

ガラスの器には氷をたっぷり。見るだけで空気がひんやりしてくるようなあしらいです。クレマチスは茎先を水の中に入れて、あとは器のまわりに絡ませて。淡い緑の花とみずみずしい葉の美しさを見せます。葉は少し整理して茎のラインも生かして。器の中にライラック色のデルフィニウムを散らして、涼感アップ!
花・大髙令子 撮影・中野博安

◆ポイント◆
器の中には花をちょっぴり

デルフィニウムは淡い色がきれい。量は控えめなくらいが効果的。氷が溶ければフロートフラワーに。

つる状のフォルムを生かして空間を広げましょう

花材:クレマチス(マジックボール、モンタナ、コアクチリス、空蝉)、ヤマシダ、スズメウリ 

なんて贅沢なんでしょう! 咲き方や色、葉っぱの形もさまざまなクレマチスを 4種類、旬の美しさをたっぷり盛り込みました。野山の風景をそのまま切り取ってきたかのような趣です。透け感のある籐の器も涼しげ。クレマチスの線の細さを引き立てます。
花・田中佳子 撮影・中野博安

◆ポイント◆
小輪タイプはふわっと垂らして

淡いピンクのモンタナは、花形も小さく葉っぱもかわいいので、ボリュ ームを出して垂らします。

◆ポイント◆
大輪はキュッとまとめて

ブロンズ色がほんのりまじる色合いがきれいなマジックボールは、重くならないように短くまとめましょう。

◆ポイント◆
うつむく花もかわいらしく!

ベル形の姿がかわいい空蝉とコアクチリス。うつむく花姿を生かして、さらっと流します。

八重咲きの美しい白をふんわりたおやかに

花材:クレマチス(ダッチェスオブエジンバラ)、ニゲラ、アスチルベ

ダリアのような花形がきれいなクレマチスは、長くしなやかなつる状の茎を生かしてあしらって。まず最初に、器にクレマチスをたっぷり入れます。作りすぎないように自然に形を整えるくらいでOK。あとは、カサッとした質感が似ているニゲラやアスチルベを間に入れるだけ。軽やかに仕上げましょう。
花・柳澤縁里 撮影・中野博安

◆ポイント◆
葉っぱは適度に間引きましょう

葉っぱがこみ入っているところだけ、軽く間引いて。取りすぎるとふんわり感がなくなるので、注意して。

クレマチスともっと仲良く! 
夏の上手なつきあい方

ものによっては和の表情を醸す花。この時季は鉢花の種類も豊富に出回ります。品種にもよりますが、花が終わった後の綿毛の状態も楽しめるし、ふっくらしたつぼみもきれい。野趣あふれる風情を生かしてあしらいましょう。

水あげは水きりで
茎は腐りにくいけれど、暑さや風で水が下がることがあるので、いけたあともこまめに水きりを繰り返して。心配なときは、茎先をいったん焼いてから水あげするとしっかり上がります。

葉を整理してラインを生かす

クレマチスはしなやかな茎のラインも魅力。葉の重なる部分は適度に間引いて、ラインを生かしましょう。


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