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花を長く楽しむために、花屋さんをもっと上手に活用しましょう

記事 2018/05/02
花を長く楽しむために、花屋さんをもっと上手に活用しましょう

知識豊富な花のプロである花屋さんは、花を買うときの心強い味方です。上手に要望を伝えて、お得に賢く花屋さんとつきあいましょう。

いい花屋さんを見つけることが第一歩

花屋さんで買ってきた花が、もともと適切な水あげをされていなかったり、新鮮でなかったりすれば、あとからどれほど注意深くケアしても、花もちはよくなりません。花屋さん選びは、花を長くもたせるためにも非常に大切なことです。

では、どういう花屋さんを選べばいいのでしょうか。いい花屋さんの条件をいくつか挙げてみました。

●店内が清潔である
●花ごとに産地や価格などの情報がきちんと表示されている
●花の種類によって花器の水の量を変えている
-その花に適切な量の水など、細かいところまで気を使っています。
●店内に置く花の種類や位置を頻繁に変えている
-花がよく売れて回転がいいということ、または、毎日茎の切り戻しをしているということ。花丈が短くなると花を飾る位置も変わります。
●接客が丁寧でフレンドリー

こうした条件プラス自分好みのテイストをもつ、お気に入りの花屋さんを見つけましょう。

花束やアレンジのオーダー方法は?

最低限、用途(誕生日、送別会など) 、予算、贈る相手の立場(上司、友人など)を伝えることが必要です。ここにもうひとつ、 「大きさ」も加えるのが賢いオーダーの秘訣。丈の長い花束や大きなアレンジは、混雑した電車で長時間もち運ぶには向きません。また、最近では贈られた花束を組み直さず、そのまま飾るかたが多いので、器にいけやすい短い丈のものが好まれています。反対に、ホールなどで行われる音楽会で贈るなら、見栄えのいい丈が長くてゴージャスな花束が向くでしょう。アレンジの花材をすべて指定する人がいますが、これは損な方法。メインの花と色を指定して、あとは花屋さんにお任せを。余り気味の花を加えるなど、予算プラスαのサービスをしてくれる場合が多いのです。

自宅用の花を購入するなら?

お得に花を買おうと思うなら、花束同様、予算を伝えて細かく花材を指定しないことです。家では自分の好きな花を自由に飾りたい、という場合も、まずは店員さんに飾る場所や使う器などを伝えてアドバイスをもらいましょう。自分では思いつかないような新鮮な花合わせやボリュームアップのワザを教えてもらえるかもしれません。旬の花や新しい品種を勧めてもらえるなど、花屋さんと会話するメリットはとても大きいので、ぜひ声をかけてみてください。

サービス花束を素敵にいけるには?

多くの花屋さんが1000円前後のサービス花束を常備しています。このサービス花束は、花屋さんのセンスを測るよい素材であるとともに、値段以上の花が入っている非常にお買い得な商品でもあります。ただ、金額がリーズナブルだけに、ボリュームは今ひとつなことも事実。ここにひとつ、別な花材をプラスすることで、サービス花束を素敵に変身させることができます。

たとえば写真は、小さなサービス花束に長い枝ものを1本添えたもの。これだけで、大きな空間を取り込めるアレンジになりました。

Flower Artist:佐々木久満
『メゾンフルーリ』統括マネージャー。
生産者とのつながりを大切にし、これまでに訪問した花の生産地は150以上。数多い日本国内の花店のなかでも特に、産地や新品種に精通するフローリストとして活躍している。東京・二子玉川にある本店『メゾンフルーリ』とともに、長野県松本市でも花店を営む。いずれも珍しい品種の花が揃うのはもちろん、季節感を重視し、地域いちばんを目指しているというサービスのよさでも知られる。
HP http://maisonfleurie-web.com

撮影・落合里美


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