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愛らしく、艶っぽく。やさしいピンクのビバーナムに注目です

愛らしく、艶っぽく。やさしいピンクのビバーナムに注目です

年々、人気上昇中のビバーナム。春から初夏にかけて旬を迎えます。小花が丸く集まって、アジサイを小ぶりにしたような形から、アジサイの仲間と思われがちですが、じつはまったく別の花です。数年前からは、定番の緑色のほか、ピンクのビバーナムも出回り始めました。かわいらしさはもちろん、微妙な色ののり加減で華やかにもなる、頼もしい花に注目してみて。

緑色とピンク、ふたつの色のビバーナムのまん丸い花房。写真はそれを生かした、同心円状に花を挿すタッジーマッジーブーケです。こんなにぽんぽんとかわいらしい! 使ったのはピンクと白に咲き分けるジェミニと、緑色のスノーボールという品種です。色ごとの層の間に蛍光グリーンのアルケミラ・モリスを挟むことで、ビバーナムの色をよりフレッシュに際立たせています。
花・田中光洋 撮影・中野博安

盆栽に紅白の花が咲いた?

花材:ビバーナム、チョウジソウ、真珠コケモモ、コケ

枝を丹念に誘引しながら仕立てた盆栽風に見えても、じつは数本の枝を組み合わせただけ。ピンクと白がひと房に交じり合うビバーナムのジェミニなら、枝先や枝元、好みの花を選んで1本に仕立てることができます。さえざえと青く咲くチョウジソウを足元に寄り添わせ、野の小景を作ってみました。コケの下には吸水性スポンジを。
花・渋沢英子 撮影・中野博安

じつは色香もあるんです!

花材:ビバーナム2種、バラ2種、アネモネの種、スモークツリー

ビバーナムのピンクの色。じつはマットな色ではなく、紅がにじむようなどこか艶のある色をしています。ゴージャスな一面ももち合わせる花。そこで、バラをつなぎにして、スモークツリーと対で枝を広げる、こんなあしらいを。中心には緑色を含むグリーンフラッシュという品種。両者をなだらかになじませるひと挿しです。
花・田中光洋 撮影・中野博安

ときには大枝をだっぷりと

花材:ビバーナム2種、ライラック、ドラセナ

大枝のまま楽しめるのも、旬だけの贅沢です。綿菓子みたいなピンク、清涼な緑色。ドラセナの張りのあるグリーンを支えとシックなスパイスにしながら、おおらかにいけていきます。折りしも、ビバーナムと同じ房咲きの花木、ライラックもオンシーズン。優雅な味付けに、パープルの花を選んでみて。
花・渋沢英子 撮影・中野博安

■ビバーナムともっと仲よくなれるポイント
「水を行き渡らせるには、茎の中身を‟ほじります“」
ビバーナムが水を吸い上げるための導管は、枝の表皮と中の白い綿状繊維の間にあります。この綿状繊維が残ったままでは水あげの妨げに。枝を斜めに削いで、ハサミの先などで、この繊維をかきだしましょう。水あげと切り戻しのときに行います。


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